顔のパーツのなかで、印象の8割が決まると言われているくらい大事なのが眉。「眉メイクをしてみたい」「整えかたがわからない」こんな風に考えていませんか?実は、眉毛の形には黄金比があるので、基本に沿ってお手入れをするだけで良いんです。
しかしそうは言っても、今まで眉を重要視してこなかった方なら、基本の「キ」から知りたいと思いますよね。そこで本記事では、初心者がわかる眉の基本をお伝えします。
この記事でわかること
☑眉の黄金比
☑初心者向けの整え方
☑基本の眉メイク
☑眉に関するQ&A
最後まで読めば、自分でシンプルなお手入れができるようになります!ぜひ読み進めて、整った眉を手に入れてください。
初心者もわかりやすく!眉の黄金比
眉には黄金比とよばれる、基準となる形があります。黄金比を意識さえすれば、大きく失敗することはありません。ここで黄金比を見て覚えましょう。
眉頭:小鼻のくぼみの延長線上に描きます。眉頭が離れていると幼い印象になり、1~2ミリ内側に描くとキリっとした印象になります。
眉山:黒目の終わり~目尻の間の延長線上が目安です。
眉尻:小鼻と目尻をつないだラインの延長線上に描きます。眉頭よりも下がらないように気をつけましょう。
該当箇所に点を3つ描いておき、そこから形を描いていきましょう。眉毛の太さは目の2/3程度が良いとされていますが、目の大きさは個人差があります。太さについては、自分に合っているか他の人にアドバイスをもらうと良いですよ。
基本は3つ!初心者向けシンプルな整え方
お手入れに慣れるまでは、描くことよりも整えることに重点を置きましょう!
ここで解説する整え方は3ステップです。
- ブラシで毛流れを整える
- 黄金比通りに形を描く
- はみ出たうぶ毛だけを剃る
初心者でも失敗しにくい手順となっています。ひとつずつ丁寧に行いましょう。
1.ブラシで毛流れを整える
まずはティッシュオフをして、スクリューブラシで毛流れを整えましょう。最初に毛流れを整えておけば、現時点の眉の全体像が見えるので、必要な部分といらない部分がひと目でわかります。
また、毛流れは本来の自分の眉そのものの形となっているので、毛流れを残しておくことで不自然にならずに形が作れます。
2.黄金比通りに形を書く
きれいに整えていくために、ガイドとなる眉の形を描いていきましょう。急に剃ったり抜いたりするのは、失敗する可能性が高いので、ここでペンシルを使って形を決めます。
納得いくまで何度も描きなおせるのが良い点ですが、更に描いた形を他の人に見てもらうと失敗する可能性が低くなりますよ。色々な眉毛の形がありますが、まずは黄金比通りに描きましょう。
3.はみ出たうぶ毛だけを剃る
最後にシェーバーやカミソリで、余分なうぶ毛を剃ります。毛抜きで抜いた方がきれいに見えそうですが、実は大きな落とし穴も。毛抜きで抜いて毛根を痛めた結果、眉毛が生えてこなくなるケースもあるのです。万が一眉毛が生えてこなくなったら、今後形を調整するのが難しくなるため、最初はカミソリでの処理をおすすめします。
やり方は、2で書いたガイドからはみ出たうぶ毛だけを剃ります。すると、無駄な毛がなくなり一気に垢抜けた印象になりますよ。もし今後毛抜きを使っていきたい場合は、お手入れが問題なくできるようになってからが良いでしょう。
初心者向け!基本の描き方4ステップ
ここでは眉メイクの基本を、4ステップで解説します!
- 毛流れを整える
- 眉中間から描く
- 眉マスカラで濃さを調節する
- 眉頭をぼかす
基本のメイクとなっているので、手順通りに進めましょう。
1.毛流れを整える
整える時もやったように、最初に油分をティッシュオフしてからスクリューブラシで毛流れを整えましょう。このひと手間を怠らずに実践するだけで、発色も良くなり落ちにくくなります。
2.眉中間から書く
整える段階でキレイな形を作っているので、足りない部分を足していくイメージで描きます。ポイントは眉の中央から描き始めること。中間から眉尻は濃いめに描くため、最初に濃い部分を描くことでバランスがとりやすくなるためです。
3.眉マスカラで濃さを調節する
全体を描けたら、眉マスカラで濃さや色味を調節しましょう。眉が濃すぎる方も自然で柔らかな色味に。また、ヘアカラーに合わせた眉の色味なら、トータルコーディネートのように初心者でも統一感がうまれます。
4.眉頭をぼかす
最後に眉頭をぼかしましょう。慣れないうちは力加減が分からず、メイクがどうしても濃くなりがち。スクリューブラシで眉頭をぼかすだけで、とても自然に仕上がります。眉頭から眉尻に向かって段々濃く、グラデーションになるのが理想です。
この記事で使う小物の名前
本記事でお手入れやメイクに使用するアイテムです。
- スクリューブラシ
- 眉ペンシル
- カミソリ(シェーバー)
- 眉マスカラ
本記事でご紹介するのはプチプラ中心のバリエーションとなっていますが、ぜひ自分の好みで探してみてくださいね!
スクリューブラシ
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眉の毛流れを整えるのに使うのがスクリューブラシ。こちらは細くて繊細な毛並びが特徴です。柔らかく、なだらかなカーブが使いやすさ抜群ですよ。
眉ペンシル
価格:699円 |
初心者が眉ペンシルを選ぶなら、先端が細いアイテムを選びましょう。
こちらのペンシルは発色の良いカラーは5色展開で、自分に合う色味を見つけやすいのがポイントです。細いので細かいところも描きやすく、汗などで落ちにくいのが特徴です。
カミソリ(シェーバー)
価格:217円 |
初心者がお手入れに慣れるまでは、毛抜きよりもカミソリやシェーバーがおすすめ!
こちらは眉用の超コンパクトヘッドのカミソリです。セーフティーガードが付いているので、横すべりや深剃りも防いでくれます。
眉マスカラ
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自眉の濃さを均一にすると初心者でも、こなれ感のある印象の眉に仕上がります。
眉マスカラといえばこれ!というほど定番のヘビーローテーションの商品は、カラーも豊富で地肌につきにくい仕様。ムラになりにくいブラシで根強いファンが多いんです。
初心者が最初に揃えたいアイブロウアイテム
まずは5つのアイテムを揃えましょう。表を用いてそれぞれ詳しく解説していきます。
ティッシュ | お手入れやメイク前に、肌に残っている油分をオフするために使う。 |
眉ペンシル | 眉を描くためのペンシル。髪の色味と同系色で選ぶと良い。 |
スクリューブラシ | お手入れやメイク時に毛流れを整えるためのアイテム。 |
カミソリ(電気シェーバー) | お手入れ時にうぶ毛を剃るために使う。刃が小さくガイドつきで、安全面に配慮したものが良い。 |
眉マスカラ | 眉の濃さを調節したり、色味を変えたりできる眉用のマスカラ。ペンシル同様、髪の色と同系色がおすすめ。 |
これらのアイテムは100円ショップで手に入ります。すぐに高価なものを揃えるよりも、まずは安価な商品で何度も練習しましょう。上手になったら、描きやすい商品を検討するのがおすすめです。
初心者の眉毛に関するQ&A
この章で初心者がよくぶつかる疑問をまとめました!
- カミソリの種類はどんなものがいい?
- いつも左右で対象にならない!
- 描いているのに色がつかない&線がゆがむ
- 似合う形が知りたい
ぜひ参考にしてください。
カミソリの種類はどんなものがいい?
小さめの眉用かみそりか、顔用のシェーバーを使いましょう。刃が小さく他の部分を間違って剃ってしまったり、傷つけてしまったりするリスクが最小限に。なれないうちは保護ガードがついているものをえらんで、安全面も考えると良いでしょう。
いつも左右で対象にならない!
鏡に近づきすぎないように注意しましょう。描いてから、鏡を離して客観的に見るのも良いですよ。他には、スマホの外カメで撮ってみるのもひとつの手です。画像が反転しているので、他人から見るのと同じように見えます。すると、どこがおかしいと思う原因なのかが客観的にわかります。
描いているのに色がつかない&線がゆがむ
スキンケア時の油分が残っているかもしれません。メイク前にティッシュオフして、お粉を乗せ、サラサラの状態にしておきましょう。色がのらない、または線がゆがむのも同様に、油分が残っているのが原因のケースが多いのです。
ティッシュオフとは?
肌に残っている油分や汗をティッシュでオフすること。メイク前におこなうことで、メイクのりやもちを良くするためにおこなう。
似合う形が知りたい
自分に合う形がわからないときは、レモン8で顔型診断を受けてみましょう。無料でできて、写真を撮るだけで自分に合う眉毛がわかりますよ。
【まとめ】初心者の眉メイクは基本が大事
本記事では、初心者もわかるようにシンプルな眉のお手入れをご紹介しました。眉は顔の第一印象を決めるとても大事なパーツ。形や色でこなれ感や垢抜けなど、様々なイメチェンができます。とはいえ、初心者がお手入れに慣れるまで失敗はつきもの。まずは黄金比通りに形を決めれば、失敗を防ぐことができますよ。
また、眉メイクのアイテムは慣れるまではプチプラでOKです。たくさんチャレンジすれば、いずれ自分に合う眉がわかるようになります。本記事を参考に、眉メイクを覚えて自分を好きになるきっかけにしましょう!
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